第38回

「蟹座と12人の仲間たち」


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 6月22日頃から7月22日頃までは蟹座月(かにざづき)。そこで恒例の「蟹座と12人の仲間たち」を紹介しよう。これは「蟹座と12の星座」の人間関係じゃが、いつものように次のことを心に留めて読んでほしい。
 人間関係と言っても、あくまでも「同じくらいの年齢で、対等につき合っている人間関係」であって、年齢が離れていたり、先生と生徒のように立場が異なっている場合の人間関係ではない。また、男女の関係では少し様子が異なる。
 また、小指に結ばれた赤い糸ではないが、どんな友だちを持つかは、あらかじめ決められているというのが占星術。つまり相性が悪いと言われている人に友だちとして非常に惹かれることは十分にあり得ること。これから紹介する人間関係はいわば友だちとの相性じゃが、相性が悪そうに書かれている友だちでも、仲良しならば疎遠になってはいけない。逆に運命に従った絆と考えたほうがいいいじゃろう。その友だちは一緒に運命を作っていく人物じゃからな。

 

 

牡羊座 | 牡牛座 | 双子座 | 蟹座 | 獅子座 | 乙女座 | 天秤座 | 蠍座 | 射手座 | 山羊座 | 水瓶座 | 魚座


 


蟹座から見た牡羊座


蟹座から見た牡牛座


蟹座から見た双子座

牡羊座のこの人を蟹座はあまり好ましく思っていないかもしれん。蟹座は控えめながらも自己主張が強いタイプじゃが、この人はそれを上回って「自分が、自分が」と言ってくる。また、蟹座が相手の感情を尊重して行動するのに、この人のやり方はあまりにも強引で、何と乱暴に物事を決めていくのだろうと腹が立つことが多そうじゃ。さらに、蟹座は弱い立場の人や困っている人を助けるときに、その人に愛着を覚えるが、この人は人の助けなんか必要ないくらいに強く、逆に強い人に向かって行くくらいじゃから、蟹座にとっては、この人は可愛げがないタイプに思える。さらに、この人は自分で何でもやってしまいたいから、蟹座の面倒見の良さを「お節介」と感じて、わずらわしく思ってしまうことが多いようじゃ。つまり、お互いにあまり必要でないと分かってしまうことになる。この人とうまくやるには、自分の領域に入ってこないように信号を出して、互いの領域を守るようにしてつき合うといいじゃろう。たとえば、何か作業をするときは、仕事をきちんと分担して、互いに批評したり、ちょっかいを出したりしないことじゃ。そうすれば、お互いにできる人間だと認め合えるようになるじゃろう。

蟹座にとってこの人は理想的な友だちかもしれん。この人はのんびりしていて、決断に時間がかかる。だからチャンスを逃がしやすい。そんなとき、蟹座がとてもいいアバイスをしたり、この人がためらっていることを代わりにやってあげたりして、この人を助けることができるんじゃ。そして、この人にとっては、いつも蟹座の手助けはありがたく、貴重に思えるようじゃ。だから、この人は蟹座に感謝するし、その感謝がうれしい蟹座はこの人とつき合うのが好きになる。そして、ますますこの人に何かしてあげたくなってしまうじゃろう。おまけに、蟹座だけが一方的にこの人を助けるのではないんじゃよ。牡牛座も蟹座を助けることができる。気分屋の蟹座が虫の居所が悪くて不機嫌になっていても、この人は持ち前の誠実さと根気のよさで、ゆっくりと蟹座の機嫌が良くなるのを待っていてくれる。蟹座はこの人のそんな誠実さと揺るぎない信頼を見ることによって、一種の心の安らぎを覚えるようじゃ。救われる気持ちなのじゃろう。どちらかというと蟹座はこの人をリードしていくが、この人には逆にフォローされていると思っていいかもしれん。

蟹座はこの人にどことなく一目置くようなつき合い方をするかもしれんな。この人は申し分ない感じで、蟹座は自分の方が劣っているような気分になってしまうかもしれん。だからといって、この人を嫌いになるわけではないが、中には、この人が取りつく島のない人に思えてしまうケースがあるようじゃ。あるいは、この人の前に出ると、何だか自分が無力のように感じてしまうかもしれん。その場合は蟹座にとって、この人はドライでクールで、ときに皮肉屋で、すぐに鋭い言葉で人をからかってくる人として現れているじゃろう。こちらが腹を立てると、何で腹を立てているのかさえも理解しないで、バカにしたような顔を見せてきたり、蟹座が腹を立てていることさえもからかってきたりする。ひょっとしてこの人はいじめっ子になってしまうかもしれんな。対策としては、この人は言葉でからかってくるじゃろうが、それをまともに受けないこと。すべて冗談だと受け取ってもいいくらいじゃ。まともに考えるだけ損だと思い、自分でも冗談で切り返すといい。間違っても感情的になったりムキになったりしないことじゃ。火に油を注ぐようなものじゃからな。

 


 


蟹座から見た蟹座

 


蟹座から見た獅子座

 


蟹座から見た乙女座

つき合っていくうちにすぐにこの人の考えが手に取るように分かってくるじゃろう。ものの感じ方や受け取り方がとてもよく似ていて、最初は同じような気持ちを共有してそれが快いけれど、人間は自分と違った人に刺激を受けるものだから、つき合っていくうちに、余りに似ているために互いに退屈してしまうかもしれん。また、二人とも自主性が強く、どちらかというと人の世話を焼くことでリードする立場を持ちたいから、世話のやき合いのようなことが起こりがちで、トラブルに発展することもあるかもしれん。この二人が体力的にも能力的にも大きな差があって、どちらかが面倒をみるような関係ができれば仲良くなる可能性がある。しかし、そうでない場合は、どちらかに別のおもしろい友だちができてしまうと、いつしか疎遠になってしまうかもしれん。この二人が退屈せずにつき合っていくには、何か二人で一緒に追求する目的があるといいかもしれんな。人の気持ちを大事にする二人だから、上手に協力して行動できるじゃろう。そのときは、二人ともとても積極的です早く行動できるから、目的に達するのも早いはずじゃ。あるいは、二人にとって相性のいい人を加えてトリオになるのもいいかもしれん。

蟹座にとってこの人は、何とも分かりやすく、そしてこの人ほど扱いが楽な相手はいないかもしれん。この人は子どものように無邪気で、正直で、そして褒めておけばご機嫌だと見切ってしまえそうじゃ。だから友だちとしてつき合うのが楽じゃろう。しかし、何かのきっかけで、この人が気に食わなくなると少し様子が変わってくるかもしれん。分かり過ぎることで、この人がつまらないイライラする相手になっていく可能性がある。この人は蟹座の気分屋に輪をかけたようなお天気屋じゃ。気分のムラまで分かってしまうじゃろう。さらに、この人はご機嫌をとられたいだけでなく、親分風も吹かしたいタイプなので、だんだんご機嫌を取るのもアホらしくなってきて、かまうのも面倒臭くなってくるかもしれん。蟹座はどこか保護してあげたくなる人が好きじゃが、この人は子どもっぽいけれど弱い人ではなく、面倒を見る必要がないから、その点でこの人を無視してしまうことになりかねない。好意が持てなくなると、この人が何かあると大騒ぎするのも目障りになってきて、つい意地悪をしてしまいそうな気分になってくるじゃろう。この人とうまくやっていく方法は分かっているはずじゃ。この人のいいところも知っているはずじゃから、いい点を見ながらつき合っていこう。

 

乙女座のこの人は控えめで、友だちの中にあっても、あまり出しゃばらず、目立たないようにしている感じがある。蟹座は頼りなく見える人がいるとその人をかばってやりたくなるタイプじゃ。だから控えめにしているこの人にとても好意を持つようになるじゃろう。そして、何となくこの人を目立たせてやりたくなったり、味方になってやりたくなったりする。そして、つき合い始めると、この人が少しクールだけれどドライではなく、やさしい心をいっぱい持っている人だと分かるし、また面倒を見てあげたくなる性格の弱さもあることが分かるから、蟹座は喜んでこの人の手助けをするじゃろう。そして、この人も蟹座の手助けをありがたく受け入れる。それが蟹座をうれしくさせる。また、この人はとても博学で、蟹座が知りたいことをよく知っている。また、物事を上手に分析することができて、それで物事に的確な判断が下せる能力があることがわかる。だから、つき合っている内に蟹座はこの人に一目置くようになるじゃろう。長くつき合っていくうちに、だんだんと、この人の頭の良さに敬意さえ覚えていくに違いない。ともに助けあうことができるとてもいい友だちになるじゃろう。

 


 


蟹座から見た天秤座

 


蟹座から見た蠍座

 


蟹座から見た射手座

蟹座も穏やかな星座だし、天秤座も平和主義者じゃから、表立って対立することはないじゃろう。グループの中では、それなりに仲良くやっていけるはずじゃ。しかし、つき合いが深くなると、互いにどうしても気に入らないところが見えてきてしまう。蟹座は仲間内での深いつき合いが大切だけれど、この人は蟹座のそんな気持ちを理解していないかのように、いろいろな人とまんべんなくつき合おうとする。だから蟹座はこの人を親友とは見なせなくなってきてしまう。しかも、この人も自己主張がかなり強く、目立ったり、リーダーシップをとったりすることが好きで、おまけにかなりイイカッコしいのところがある。さらにどこか洗練されているので人気もある。蟹座も人気者になるタイプじゃから、いつしかライバルのような関係になってしまいそうじゃ。蟹座はこの人をキザだとか、上品ぶっているとか、八方美人だとか思ってしまうじゃろう。そして一度互いに嫌なやつだと思うと、二人とも強い性格を持っているので、ちょっとした衝突がありそうじゃ。しかし、最初に言ったように、二人とも争いは好まないから衝突までいかなくても、ちょっと関係がこじれると内心は互いの失敗を喜ぶような、そんな関係になってしまいそうじゃ。

とてもいい組み合わせになりそうじゃ。蟹座も蠍座も情感のつながりと、できればスキンシップでのつながりを欲しているので、何となく触れ合うような近距離のつき合いになるようじゃ。同性同士でも、傍から見ると何だかべたべたしているように見えるかもしれん。同じ気質なので、まるでテレパシーのように相手の気持ちが通じてしまうようじゃな。蟹座にとってこの人はつき合っていて非常に楽じゃろう。それに、この人はとても不器用なところがあるし、用心深く、決断が遅れてしまうことがある。だから、何だか見ていられない感じがして、いろいろアドバイスしたり、面倒を見てしまったりする。そして、この人にとってなぜか蟹座の助けは本当に有効なので、蟹座に対して感謝するし、そういうことが重なると、この人は蟹座に心を許し、友人として「忠実」ともいえる気持ちを持つようになる。それがまた蟹座を感激させる。いわば好循環とでもいうような関係になるじゃろう。ただ、心が分かるといっても微妙なところまでは分からない。誤解すると感情的にもつれるので、しっかり話し合うことも必要だと覚えておこう。

 

仲良しが多い組み合わせじゃな。蟹座にとって、この人は最初は何だか頼りなげに見えて、何となく放っておけなくなって、つい友だちになってしまうようじゃ。確かにこの人は何かに夢中になるといろいろ忘れ物をしたり失敗したりする。だから蟹座はこの人の面倒を見なければならないと思い、世話を焼いてしまうのだけれど、つき合っているうちに、この人が意外に強いことが分かってくる。そのうち、この人がかなりドライな人で、あまり助けを必要とする人ではないことも分かってきてしまう。それどころか、この人は自由を愛する人なので、蟹座が保護者のようにつき合おうとすると、この人はそれをしつこさのように感じてしまいそうじゃ。しかし、この人はだれでもその人をそのまま受け入れるところがあって、蟹座の性格や好き嫌いをすぐに理解し、相手の嫌がることは極力しないようにするから、蟹座はこの人を嫌うことはないじゃろう。しかし、それでも、何だか蟹座は、こういう人とは知らなかったと、かすかにだまされたように感じてしまうかもしれん。この人とずっと友だちでいようとするなら、この人を独占しないこと。たまに声をかけるくらいでいいじゃろう。

 


 


蟹座から見た山羊座

 


蟹座から見た水瓶座

 


蟹座から見た魚座

蟹座もこの人も積極的で、リーダーシップを取りたがるほうで、人に助けられるより、人を助けるほうが好きだから、互いをあまり必要としない組み合わせになってしまう。それよりも、二人が一緒に何かをすると、いつの間にかライバルのようになってしまうじゃろう。ライバルとして正々堂々と競い合うならいい関係になるが、ときにライバルというより敵のように感じてしまう人もいるじゃろう。蟹座にとって、この人はあまりにも現実的でロマンや情緒が感じられず、自分にも他人にも厳しい態度を示すから、冷たくギスギスしているように見えて、それがとても嫌になる。また、この人はスケジュール通りに物事を進めたい人なので、気持ちが乗らないとやらなかったりする蟹座のムラ気や、感情的に物事を判断するやり方が気に入らない。おまけに蟹座はムラ気があるとはいえ、物事の処理能力は抜群にすぐれているから、それもますます気に入らなくなる。ただ学生時代は利害関係がないから、嫌だと思う気持ちがあっても許し合うことができるので、グループの中の仲間としては仲良くやっていくじゃろう。蟹座がこの人と仲良くやっていくには、この人が何か成し遂げたとき、それがさささいなことであっても、褒めてあげるようにしよう。山羊座は自分を認めてくれる人には感謝の気持ちを持つ人なんじゃ。

蟹座にとってこの人はとても興味があるし、おもしろい友だちになるじゃろう。仲良しが多い組み合わせじゃな。一緒に行動すると、蟹座一人ならしなかったことを、この人とならしてしまうような新鮮な経験をよくするじゃろう。そして、この人の考え方も非常に珍しいと思う。そんな意味でこの人がおもしろいのじゃが、互いに高め合うような友情とはちょっと違うかもしれん。蟹座はこの人には好奇心を持つが、この人が言うことやすることに対して、それほど影響を受けないじゃろう。この人は友だちのために、いろいろアドバイスをするが、蟹座はそれらをどう考えてもあまりにも合理的過ぎて、現在の状況に合わないし、人間の感情を考えていないように思える。だから自分に役立ないと感じる。それどころか、この人の言う事が自分の気分と波長が合わないので、煩わしく、ときに腹立たしくなることもありそうじゃ。また、この人と何か一緒にしているとき、この人はそのことを完成させるために一生懸命になるが、蟹座はこの人のそんな「一生懸命」を「利用」してしまうことがある。こういう段階になったら、蟹座は自分のためにもこの人から離れて行ったほうがいいかもしれんな。

 

蟹座はこの人と一緒にいると、この人の行動から多くのことを学ぶじゃろう。学ぶといっても知識とか技術でなくて、気高い心や博愛の精神といったものじゃな。この人はとりとめないことを言うけれど、蟹座はこの人が伝えたいことをよく理解するし、この人が何かすると、その行為の真の意味を理解できる。この人は慈悲の心を持ち、人のために自己犠牲ができるやさしい人だということが分かって、尊敬の気持ちさえ持ちそうじゃ。おまけに、この人は放っておくと、何もできないような心もとないところがあって、蟹座としては守ってやらなければと思うようになる。蟹座の保護本能を心地よく刺激してくれる相手じゃな。そしてこの人は蟹座から受ける世話を喜び、感謝するじゃろう。ときに、やさしさや慈悲の心は持っていても、かなりタフな魚座もいるが、その場合は、蟹座は同い年でも、この人を自分の先生のように思ってつき合うようになるかもしれん。その時は、蟹座はこの人の弱いところをカバーできる頼もしい友だちになるじゃろう。どちらにしても、互いに精神を高め合うことができるいい友情を築ける友だちじゃな。

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