第1回 占いを恐れないこと

占いを恐れないこと

 よく「この期間は少し不調」という予言をすると、人によっては、まるで「耐えられないくらいの不幸が起きるのではないか」とおびえてしまうことがある。また、 「いいことがある」と言うと、「宝くじが当たるくらいのいいこと」があると考えてしまう人もいる。こんなふうに、人によっては予言を極端なケースとして受け取ってしまう人がいるようじゃ。 しかし、これまで生きてきて、極端な不幸とか、特別な幸運など本当に少なかったじゃろう。これからも同じじゃな。「悪い」と言っても、普通は少々不愉快になる程度で、 人生を左右するような悪いことはめったにないから安心しよう。
ただし、自他ともに認めるような波乱の人生を生きている人や、運勢が極端に偏っている人の場合は星の影響を強く受ける可能性は高い。こういう運命が与えられている人は、いいことも悪いことも、大きく現われてくるじゃろう。大部分の人は普通の人生を歩んでいるものだから、人生の節目のような時期は別として、悪いこともいいことも極端な形では現われてこない。悪いと書かれていても、用心することは必要じゃが、それほど恐れる必要はないのじゃ。



占いは利用するもの

 「そんなことを言ったら、占いを読む必要がないじゃないか」と賢い人は思うじゃろう。本質的にはそのとおりじゃ。自分の夢に向かって進むうえで、正しい行いをしている限り、そして起こってくることに対して勇気を持って、誠実にそれを受けとめ、責任を持って対処する限り、その人の人生が後悔するような人生になるはずがない。夢を捨てない限り、自ずと自己実現は成就するじゃろう。自己実現はイコール幸福の達成じゃ。自己実現をした人は幸せになったということじゃ。そういう人には占いなどは必要ない。
 しかしじゃ。そうであっても、あるいはそのように生きている人でも、あらかじめ、この先にどんな状況が待っているか、あるいは、起こったことがいつ終わるのかを知るのは悪くない。守るときと攻めるときを知るのは大事なことじゃ。未来を知ることで生きるための見通しがたてられる。自己実現への道も少しは縮まるというものじゃ。たとえ、ごく普通の生活をしていて、生活のささいなことでも、 占いを利用して、よりよく調整すれば、結果は大きく異なってくるじゃろう。占いは読んで一喜一憂するものではなく「利用するもの」なのじゃ。しかし、占いを利用するには、やはり少々のコツが必要じゃ。次回はもう少し具体的に「満天王の星占い」の簡単な利用法のコツを教えよう。