第5回 「満天王の星占い」の利用法4

予言の解釈を広げてみよう

 たとえば、「満天王の星占い」で「親からのお小言」と書かれていたとする。この場合、本当に親からのお小言がある場合が多いが、親がすでに亡くなっている場合はどう受け取ったらいいのかと、考える人もいるじゃろう。
 この場合は、解釈を広げなければならない。まず、あなたに親のような役目をしている人がいたら、「親」はその人をさす。また、バイトの世界では「親」はボスをさす。また学校では担任の先生が親、クラブならクラブの先生が親じゃ。親のような立場の人は周りにたくさんいる。「親からのお小言」と書かれていて、自分に当てはまらない場合は解釈を広げてみよう。本当の親からお小言がなかったら、先生や上司という「親」から必ず少し不愉快なことを言われたりするじゃろう。
 また、「お小言」は、一種の「嫌なこと」じゃ。だから、人によっては、お小言でなく、少しつらい用事かもしれん。また、いつもしっかりと物事を片づけている人で、お小言をもらうスキなどない人なら、その「お小言」はほんの少し自尊心を傷つけられる批評かもしれん。 たとえば「あなたの欠点って、何でもパーフェクトなところよね」などと言われるようなことじゃろうか。



パートナーがいない人のパートナー?

もう一つ例をあげると、対人関係と言われた場合、それはどこまでの人間関係だろうかいうことじゃな。対人関係は一対一の関係になる場合だと考えよう。その典型がパートナーじゃ。一対一の人間関係は相手が顔見知りでなくてもいい。町を歩いていて、言いがかりをつけられたような場合も「対人関係が悪い」ことじゃ。
 さらに「パートナー」もいろいろと解釈ができる。結婚している人なら伴侶がパートナーじゃ。しかし、結婚していない人のパートナーはだれじゃろう。クラブでコンビで作業する人はパートナーじゃ。バイトで対になって仕事する人はパートナーじゃ。二人旅をするなら、その人もパートナーじゃ。友だちでも二人になったら、相手はパートナーじゃ。
 では、友人関係がよくて対人関係が悪いとき、友だちと二人で、つまり一対一で、旅に出たらどうなるじゃろう。もちろんこの旅での二人の関係は吉凶混合じゃな。楽しいときと、意見が合わなかったりしてケンカになる場面がありそうじゃ。
 また、たとえば、「学生にはいい星回り」と書かれている場合、学生でない人が、自分には関係がないと思ったら、あまりにも想像力がなさすぎる。この場合の学生は、研究者などを含む「学ぶ人」すべてであり、ひいてはペーパーワークをする人すべてに当てはまるのじゃ。「満天王の星占い」では、言葉の制限がある。すべてを網羅して言及するわけにはいかん。だから、書かれた文字だけのことが起こるのではなく、解釈を自分に当てはまるように広げるのじゃ。

次回は「運勢のクセ」について述べてみよう。