受験プランニングガイド

今の「キミ自身」をみつめ直すことから受験プランニングは始まる!

まずは、キミ自身をみつめ直すところからスタート。
高校での勉強や、勉強以外で頑張ってきたことなど、自分自身をしっかりと分析したうえで、
志望校の入試情報をチェックすれば、キミに合った入試方法がみつけやすくなるぞ。

各項目の最後にある「キミのチカラをチェック!」であてはまる答えをチェックして、
ページ最下部の「結果をチェック」ボタンをクリックしてみよう!
キミに合った入試方法がわかるぞ。

大学や短期大学を受験する際、願書と一緒に提出を求められるのが「調査書」。これに記載され、一部の入試では、選考の材料として使われているのが評定平均値と学習成績概評だ。これは、特定教科、またはすべての教科の成績を一定のルールに従い、数値や段階別の評価に計算し直したもの。キミが高校でどれだけ勉強を頑張ったかを示す、バロメーターなんだ。
  1. 1. 成績表を用意。
  2. 2. 全科目の評定(1から5までの段階に評価されたもの)を足し、全科目数で割る。
  3. 3. 評定平均値が出る。

※ 国語の評定、数学の評定……と教科ごとに全学年の評定を足して、科目数で割る。高校1・2年のものは学年末の評定、高校3年のものは1学期の仮評定で計算。評定平均値の小数点第2位は四捨五入しよう!

教科別の評定平均値も、全体の評定平均値と同じように考える。たとえば数学なら、数学の科目すべての評定を足し、科目数で割ろう。

評定平均値をA~Eの5段階に分けたものが学習成績概評だ。入試では主に推薦入試の出願条件として提示される。

評定平均値が
課外活動とは、部活動に生徒会活動、委員会活動……etc、キミが高校で授業以外に行っているさまざまな活動のこと。授業だけでは得ることのできない貴重な経験や知識がどれだけ身についたか、その経験によってどれだけ自分が成長し、まわりの人をサポートできたかを示しているよ。

どのようなクラブ、サークルに所属し、高校生活を通じてどのような活動を行ってきたかをチェック。部長など役職に就いた人は、役職ならではの活動も見直してみよう。

体育祭や文化祭など学校行事の実行委員も、入試で評価されるポイントの一つ。行事を成功に導くために頑張ったことや、苦労したエピソードなどをリストアップしよう。

全校生徒をまとめる生徒会役員として、生徒全員がより楽しく充実した高校生活を送るため、どのようなことを提案し、実現に向けて活動してきたかを挙げてみよう。

活動の実行メンバーとして頑張ったのなら、企画立案から実行までの流れをチェック。ボランティア活動そのものに参加したのなら、参加時のことや感想をまとめよう。

実績を残したものが
英検や簿記検定など、学校の授業に関連したものから、趣味や特技を生かしたものまで、資格や検定は、特定の分野に関するキミの実力を証明する立派な武器だ。これは上級資格になるほど、高く評価される。

●実用英語技能検定、TOEIC®、その他語学検定
●日商簿記検定、全商簿記実務検定
●基本情報技術者試験、ITパスポート試験
●マルチメディア検定 など

これまでに資格や認定を
「絵を描くことが大好き」「自転車で日本一周した!」といった、好きなことや得意なこと、人に誇れることも、入試で生かせるチカラになるぞ。まずは、今までの自分を詳しく振り返ってみよう。

●絵や小説、マンガなどの創作活動に打ち込んだ
●ボランティア活動などの社会活動を行ってきた
●「人に負けないぐらい頑張ってきた」と思えることがある
●将来の夢が決まっていて、目標実現のために努力してきた
●子どもの頃から、特定の趣味に没頭してきた など

頑張ったといえるものが
キミが積極的に授業に取り組む高校生なら、その頑張りもキミの大切なチカラだ。成績だけでなく、科目ごとの得意&苦手度や自分に合った学習方法をチェックすれば、自分の能力をより正確に理解できるよ。

●得意・苦手科目
各科目について、得意か苦手か、好きか嫌いかを考えよう。いちばん得意な科目や好きな科目は、どれかな?
●どんな学習方法が好き?
コツコツ型か一点集中型か。論述問題と選択問題のどちらが好きか。勉強への姿勢や好みも把握しておこう。

得意科目が外・国・数で1科目以上、他で1科目以上
高校への出欠状況は、キミが高校生活を一生懸命に頑張ってきた"あかし"となるもの。無遅刻・無欠席は、推薦入試などで高く評価される場合もあるぞ。欠席日数が多いなら、理由をきちんと書き留めておこう。

:高校3年1学期までの欠席5日、遅刻・早退数4回の場合

※遅刻・早退2回につき欠席1日として換算。ただし、学校によって換算の基準は異なるので、詳細については先生に確認してみよう。

欠席日数が