卒業後の選択肢

専門知識や技術を学んでいくと「あと数年、もっと深く勉強したい」って思うこともある。そんな向学心を持つ人のために、より高いレベルで勉強するための選択肢がある。将来にかかわる大切なことだから、「卒業=就職だけではない」ことを、意識しておこう。

卒業後の主な選択肢
卒業後の主な選択肢

大学・一部の専門学校→大学院へ進学

大学卒業後、専攻分野の研究をさらに深めるための教育機関が大学院だ。原則として2 年間の修士課程と、その後3~4年間の博士課程がある。  大学卒業見込みで受験できる場合が多く、在学する大学の大学院だけでなく、他大学の大学院を受験することもできる。 なお、2006年より「高度専門士」の称号を取得した専門学校卒業者も大学院を受験できるようになった。
最近は、経営者としての能力を養う経営大学院(ビジネススクール)や臨床心理士資格 の受験資格が取得できる大学院が人気。また2004年には、法科大学院(ロースクール)、2008年には教職大学院も開設された。

短期大学/専門学校→専攻科へ進学

専攻科とは、短期大学や専門学校に開設された学科で、短大・専門学校修了者に向けて開かれた進学先。短大や専門学校で学んだことをより専門的に学習・研究することができる。 レベルの高い学習が可能なだけではなく、取得資格をベースに周辺分野・職業の関連資格をめざすことができる専攻科もある。   例えば、保育系の学生が卒業時に保育士の資格を取得し、その後進学した専攻科では介護福祉士の資格取得に向けた知識・技術を修得するなど。 短大や専門学校入学から専攻科卒業までに複数の資格を取得すれば、就職はますます有利に。

短期大学/専門学校→大学へ編入学

「早く社会に出たい」と考え、短期大学や専門学校に進学する人は多いだろう。 でも2~3年の勉強では物足りず、より本格的に学びたいと思う人も出てくるはず。その場合、大学編入学という道もある。 編入年次は大学2年か3年で、今まで取得した単位が編入する大学でどれくらい認められるかで異なる。 最近は編入学指導を行う学校が増えている。